１代目グリーンを好きで、いなくなってしまった今でも想いを引きずっていたパープル。
そんな思いもあってか、彼女は現グリーンのことが苦手だった。
いつものようにグリーンに辛くあたるパープル。
しかしグリーンは笑って謝る。
そんな彼の態度に涙がこぼれたパープル。どうして怒らないのかと聞く彼女に彼は
自分に怒るときとても辛くて悲しそうな顔をするから、言い返せなかったと答える。
その言葉を聞いたパープルは、自分がなぜ彼に辛く当たっていたか理由を全部告白し、謝った。
グリーンの優しさを知り、少しずつ彼への想いが募っていたパープル。
グリーンはというと、自分の生活のことで頭がいっぱいで、恋という感情についてはかなり
無頓着であった。
パープルは自分の中にある想いを否定したかった。散々、嫌な態度をとってきたくせに
いまさら好きになってもらおうなんて都合がよすぎると。
グリーンはパープルの態度が気になり彼女の事を考える時間が増えてきた。
彼女の過去のことなども知り、ますます気になってくる。
そんなときグリーンは眠りの中でパープルの夢を見る。
その夢を見てグリーンはひとつの想いを確信した。
仕事が終わり、会社から出てくるパープル。そこで外の仕事から帰ってきたグリーンと出会う。
パープルに話があると言うグリーン。
自分の想いをまっすぐに伝えるグリーン。
いきなりのことでパープルはびっくりしてしまう。
グリーンはパープルの返事を聞かず走り去る。びっくりしたままだったパープルは
われに返り慌ててグリーンを引きとめるのだった。
自分も同じ気持ちだと伝えるために。