---二人の関係

*出会い

カラカンに同期で入り、そのとき出会う。

*それからの仲

かわいい顔だったティールを気に入り抱きつくヒース。
口下手なティールは嫌だと言う想いを言葉に出せず、彼への怒りを押さえ込むのだった。

ティールのヒースへの第一印象は「最悪」から始まった。

ティールは初めてヒースの戦う姿を見た。
そのときの彼の瞳を見て、ティールは自分の命までも奪われるような恐怖を感じた。
そしてそんな恐怖におびえるティールを見たヒースは我に返ったのだった。

ティールは感じた。彼のことを、ただのちゃらちゃらした軽い人間だと
思っていたのに、本当は自分はまだまだ彼のことを何も知らないのだと。
ティールは、一見軽く見える彼にも重い事情があるのかもしれないと思った。

宴会の帰り道。ヒースは、友達の家に行っていたというティールと偶然出会う。
危ないからと家まで彼女を送ることに。

別れ際、ヒースは彼女のあまたに熊のぬいぐるみを乗っける。
色がティールと同じでかわいかったからプレゼントしたかったのだと言った。
相変わらずのヒースのスキンシップの多さに参っていたティール。
しかし自分に好意を寄せてくる彼と接するうちに心に少しずつ変化が出てきていた。

晩くなってしまった学校の帰り道、ティールは怪人と出くわしてしまうが
ヒースが助けてくれる。

自分の中で彼の存在が少しずつ
大きくなっていることを確信した。そしてヒースも、彼女が危険な目にあっているのを
見たことで、自分自身が思う以上に彼女のことを大事に思っていたのだと気づいたのだった。

ヒースへの想いが自分の中にあると自覚してしまったティール。

ティールはうす紫色の布地を買い、ヒースにあげる家でくまを縫っていた。
徹夜してくまを完成させたティール。しかしどうやって渡したものかと悩む。
その結果、早朝に彼の住む寮に向かい郵便受けに入れておこうと決める。

郵便受けからくまを見つけるヒース。それを見た彼は彼女の優しい想いを感じ取る。
どんな思いでこれを作り、ここまで来てくれたのだろうと。そして自分が隠している
思いがあることに罪悪感を覚える。

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